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MAT Exhibition vol.9
「名古屋 × ペナン同時開催展:名古屋文化発信局」(名古屋本部)


港まちではこれまで数多くのアーティストが滞在制作を行ってきました。新型コロナウイルス感染症により移動が困難になったいま、オンラインでアーティストとまちが交流する共同制作を行い、その成果として展覧会を開催します。自由貿易都市として発展してきた歴史を持つマレーシアのペナン島と、現在も活発な貿易を行う名古屋港をつなぎ、2つの地域から7組のアーティストが参加。2都市に「名古屋文化発信局」を立ち上げ、「名古屋」をテーマに、アーティストがともにリサーチ・制作した作品を発表します。

アーティスト

名古屋本部
木下雄二、D.D.(今村 哲+染谷亜里可)、宮田明日鹿、山下拓也

ペナン支部
テトリアーナ・アフメッド・ファウジ、フォレスト・ウォン、フー・ファンチョン

レポート
写真|藤井昌美
MAT Exhibition vol.9
「名古屋 × ペナン同時開催展:名古屋文化発信局」(名古屋本部)
開催日
2021年2月16日(火)–3月19日(金)
時 間
11:00–19:00(入場は閉館30分前まで)
会 場
Minatomachi POTLUCK BUILDING 3F : Exhibition Space
休館日
日曜・月曜・祝日
料 金
無料
企 画
フー・ファンチョン、Minatomachi Art Table, Nagoya [MAT, Nagoya]
共 催
SEASUN、港まちづくり協議会
協 力
国際交流基金クアラルンプール日本文化センター、アッセンブリッジ・ナゴヤ実行委員会

助 成|令和2年度名古屋市文化芸術活動連携支援事業助成金

新型コロナウイルスの感染状況によっては、変更や中止の可能性があります。
最新情報については、ウェブサイト・SNSでお知らせします。

イベント
木下雄二×フォレスト・ウォン パフォーマンス「山からの恩恵」


木下さんも私も山が好きです。山には昔から人に滋養を与える良い気と栄養が溢れていると考えられてきました。山についての物語を共有することで、名古屋での銭湯の記憶を思い出しました。それは富士山の壁画があり、その描かれた山が反射するお湯につかる人たちがいる銭湯です。私にとってそれはまるで、そのお湯につかっている人たちがお風呂に入りながら祝福されているようなイメージでした。水との個人的な関係を元にしたパフォーマンスへと変換することで、日常生活の中での水の要素を繋ぐことを試みます。
フォレスト・ウォン

日時|2月27日(土)14:00–15:00
会場|港まちポットラックビル
ライブ配信|NCPU Facebook(https://www.facebook.com/NAGOYAxPENANG).
MAT, Nagoya Facebook(https://www.facebook.com/Minatomachi-Art-Table-Nagoya-MAT-Nagoya-446840312190382)
出演|木下雄二、フォレスト・ウォン
参加費|無料

オンラインアーティストトーク・バーチャルツアー


「名古屋 × ペナン同時開催展:名古屋文化発信局」のオンラインアーティストトーク・バーチャルツアーを行います。
名古屋本部とペナン支部、2会場で展示しているそれぞれの作品について、お話します。(英語・日本語で行います。)

日時|3月6日(土)19:30–21:00(日本時間)
ライブ配信|NCPU Facebook(https://www.facebook.com/NAGOYAxPENANG).
MAT, Nagoya Facebook(https://www.facebook.com/Minatomachi-Art-Table-Nagoya-MAT-Nagoya-446840312190382)
参加費|無料

関連リンク
プロフィール
木下雄二
Yuji Kinoshita

アーティスト
1994年奈良県生まれ、愛知県名古屋市在住。
主な個展に「変身」(Art Space & Cafe Barrack、愛知、2019年)、主なグループ展にあいちトリエンナーレ芸術大学連携プロジェクト『U27プロフェッショナル育成プログラム 夏のアカデミー2019「2052年宇宙の旅」』(アートラボ・あいち、2019年)、「Lagrangian Point – Telepathy- 」(Gallery PARC、京都、2019年)、「拡張する知覚-人間表現とメディアアート展」(愛知県立芸術大学 芸術資料館、愛知、2018年)など。

《Language Game》
2019


D.D.

アーティストユニット
2011年よりアーティストユニットD.D.として今村哲+染谷亜里可を中心に、「内が外より大きい」などの特殊な構造、あるいはナラティブなフィクションが既に孕んでいるものを引き出す試みとして、彷徨う体験型構造体を制作。
主な活動に、L・アイズリーから触発された、人と夜行性動物の感覚の違いを体感する、入口から出口が見えていても出ることができない直線的迷路《昼の目 夜の目》(「遠まわりの旅」名古屋市美術館、2014年)や、自在に動く蛇腹の壁によってパブリックとプライベートが入れ替わる居住スペース《2つで三人》の空間で8名で暮らす《48時間滞在プロジェクト》(「ユーモアと飛躍」岡崎市美術博物館、愛知、2013年)など。

《2つで三人》
2013


宮田明日鹿
Asuka Miyata

アーティスト
1985年愛知県生まれ、三重県在住。
「家庭用編み機でほぼなんでもつくる」をコンセプトに活動し、記憶の曖昧さや偶然性を取り入れた作品を制作。手芸文化を通してコミュニティーを形成する「港まち手芸部」を2017年から名古屋港エリアで企画運営している。
近年の主な個展に「おしらあそばせ」(awai art center、長野、2018年)、主なグループ展に、「Contextile2018」(Palácio Vila Flor – CCVF、ポルトガル・ギマランイス、2018年)「織り目の在りか 現代美術 in 一宮」(旧林家住宅、愛知、2018年)、「クリエイティブリユースでアート」(調布市文化会館たづくり、東京、2017年)など。
asuka.miyataamiki.com

《knot knot knot,01》
2018
撮影|森 良子


山下拓也
Takuya Yamashita

アーティスト
1985年三重県生まれ、愛知県名古屋市在住。
近年の主な個展に「熊と多分インディアンと市長か警察官と背中、他」( VOU GALLERY 京都、2020年)、「Manta Ray」(Art Center Ongoing、東京、2020年) 、主なグループ展に「2020年度第3期コレクション展」(愛知県美術館、2020年)、「一番良い考えが浮かぶとき」(Talion Gallery、東京、2020年、温田山での参加)、「When It Waxes and Wanes」(vbkö 、オーストリア・ウィーン、2020年、温田takuya-yamashita.com

《光に刻む闇(大熊町のマスコットキャラクターおおちゃんくうちゃん)》
2020


テトリアーナ・アフメッド・ファウジ
Tetriana Ahmed Fauzi

アーティスト
1979年マレーシア・クアラルンプール生まれ、ペナン州ジョージタウン在住。インスタレーションやデジタルプリント、絵画、ドローイングなど、複数のメディアを用いて制作を行う。巧妙な技量と装飾を備えた女性的な美学に関心を持ち、近年はアクリル媒体の物質性と花の形について追求したり、キャンバス上の流動性のあるアクリル顔料の特徴と動植物の形の融合とを結びつけている。
近年の主なグループ展に、「The Far, The Near」(オンライン展覧会、Aria Gallery、イラン・テヘラン、2020年)、「Common Thread」(The BackRoom、マレーシア・クアラルンプール、2020年)、「ArtAid 19」(Whitebox Publika、マレーシア・クアラルンプール、2019年)「Climate Art Exhibition」(ダルリリズアン博物館、マレーシア・イポー、2019年)、「KL Biennale Gema Belas」(マレーシア国立美術館、クアラルンプール、2018年)など。

《Passiflora Proximity in Muted Terracotta and Mint》
2019


フォレスト・ウォン
Forrest Wong

アーティスト
1990年マレーシア・ヌグリ・スンビラン州生まれ、ペナン州ジョージタウン在住。
特定のオブジェクトや状況に関連する身体に焦点を当て、さまざまな儀式的およびユーモラスな表現を行う。作品では自身のアイデンティティと状態を振り返りながら、現実を理解するための手段として、不条理で、不合理で、無意味なものを取り入れている。
主な個展に「Pass By」(マレーシア、2018年)、グループ展「Collecting Storytelling, Contemporary art from Indonesia」(シナスタジア・アートギャラリ、ニューヨーク、2019年)など。
また2016年に共同アートプロジェクト「art hub-P(art)Y LAB」を共同設立。2019年には、マレーシア国立美術館が主催する若手芸術家の登竜門とされる「Bakat Muda Sezaman」の最終選考に残り、瀬戸内国際芸術祭のプロジェクト「THANK UFO」にも参加。
forrestwong.me

《The Blessing Land》
2018


フー・ファンチョン
Hoo Fan Chon

1982年マレーシア・セランゴール州生まれ、ペナン州ジョージタウン在住。
文化的および社会的構成要素としての経験と、ある文化から別の文化に移行するときに、社会の価値観がどのように変動するかを探求している。
アートコレクティブ「 Run Amok Gallery」(2012-17)の共同創設者でありメンバー。国際交流基金アジアセンターのキュレーターワークショップ(2015-17)の参加者の1人に選ばれたほか、台湾のNo Man’s Land Residency Project – Nusantara Archive(2017-18)に参加。
近年の主な個展に「BiroKaji Visual George Town」(Narrow Marrow、マレーシア・ペナン、2019年)、グループ展に第3回マカッサルビエンナーレ(Gedung Kesenian、インドネシア・マカッサル、2019年)、共同キュレーションに、「Bayangnyaitu Timbul Tenggelam-マレーシアの写真文化」展(イルハム・ギャラリー、マレーシア・クアラルンプール、2019年)など。

《Bermimpi Demi Negara (To Dream For A Nation)》
2019


国際交流基金クアラルンプール日本文化センター
独立行政法人国際交流基金は、「文化」、「言語」、「対話」を通じ、総合的に国際文化交流事業を実施する日本で唯一の専門機関。クアラルンプール日本文化センターは、1989年10月に開設されて以来、美術の分野では両国のアーティスト・作品を相互に紹介する企画や、若手のアーティスト・キュレーター育成に資する事業を展開している。
www.jfkl.org.my

SEASUN
SEASUN(シーサン)は、鈴木一絵が主宰する、愛知県をベースとして東南アジアと日本を同時代のアート/カルチャーを通してつなぐプロジェクト。
seasun-art.com