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Minatomachi POTLUCK BUILDING 3Fでは、泉太郎の個展「とんぼ」を開催します。
泉太郎は、映像、インスタレーション、ドローイング、テキスト、絵画、立体などのさまざまな手法やメディアを用いた作品群で、国内外で精力的に活動・発表するアーティストです。
2019年秋に名古屋芸術大学内のギャラリーで行われた個展「スロースターター バイ セルフガイダンス」の続編となる本展では「芸術大学」という環境から、日常の行為が錯綜し変化し続ける港まちに場所を移します。表と裏、存在と不在、自由と不自由、待機と稼働などの対極にある構造を巧みに操り、二項対立を脱構築するように制作された新作インスタレーションを発表します。
一見、無意味で不条理な表現は、対立によって「わかりやすさ」や「分断」を生み出す現代の社会や私たちの思考への問いかけであり、探求でもあります。
会期中にはイベントも開催し、本展を読み解き、思考する場をひらきます。
日時|1月25日(土)17:00-19:00
参加費|無料(1品持ち寄り・ポットラック歓迎)
泉太郎によるレクチャーパフォーマンス型特別イベントを開催します。
日時|2月1日(土)17:00-19:00(*16:45受付開始)
集合場所|Minatomachi POTLUCK BUILDING 1F : Lounge Space
定員|30名(予約不要・当日先着順)
参加費|500円
*イベント開始前に展覧会をご覧いただくことをお勧めいたします。天候によっては会場が冷えることが予想されるため、暖かい格好でお越しください。
アーティスト
1976年奈良県生まれ、東京都在住。
映像やパフォーマンス、ドローイングやテキストなど、幅広い方法で作品を発表している。展覧会の度に開催場所の素地を見直し、チーム作りからリスタートするなど、開催地や展示空間を耕すような方法で独自の表現を生み出し、世界各地の展覧会に参加している。
近年の主な個展に「スロースターター バイ セルフガイダンス」(名古屋芸術大Art&DesignCenter、愛知、2019年)「突然の子供」(金沢21世紀美術館、石川、2017年)、「Pan」(パレ・ド・トーキョー、パリ、2017年)、グループ展に 「Japanorama – A new vision on art since 1970」(Centre Pompidou-Metz、フランス・メッス、2017年)、など。
2019年より、名古屋芸術大学特別客員教授を務める。
taroizumi.com
港まちを舞台にしたアートと音楽のフェスティバル「アッセンブリッジ・ナゴヤ」のプロジェクトとして、人びとが集う「まちの社交場」《NUCO》がオープン。アーティストユニット・L PACK.のプロジェクトとして、空き家に手を入れ再生し、カフェを中心にさまざまな活動を継続的に展開しています。
泉太郎「とんぼ」の会期中、本展デザインを担当したデザイナー・フクナガコウジによる、本展デザインにまつわるzineをご覧いただけます。
場所|NUCO
オープン日|木曜・金曜・土曜(12:00-18:00)
*詳細はInstagram(@uco.nagoya)をご確認ください。
港まちづくり協議会が発行している「ポットラック新聞」の現在地を振り返る展覧会。その他の地域でつくられている興味深いローカルメディアも紹介します。会期中、編集者とともに「ポットラック新聞かわらばん」をつくるワークショップをはじめ、その他イベントを開催予定。
1月25日(土)–3月14日(土)
会場|Minatomachi POTLUCK BUILDING 2F:Project Space
*詳細はこちらをご確認ください。
キッチンにある身近な素材(アルミホイル、石鹸、油、炭酸飲料、チョコレートなど)を使って版画を制作する「キッチンリトグラフ」のワークショップと作品展示を行います。版画作品を制作し発表するアーティスト・片山浩さんを講師に迎え、版画の技法に触れて、楽しむプロジェクトです。
1月25日(土)–3月14日(土)
会場|Super Gallery(名古屋市港区名港1-13-10)
*詳細はこちらをご確認ください。