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港まちづくり協議会では、「ぶらり港まち新聞」というフリーペーパーを約4年間で10号まで発行しました。その制作は、私たちが、この港まちを「知る」ための大切な開拓のプロセスでした。
その間、港まちづくり協議会とそれを取り巻く状況は大きく変化しました。 港まちポットラックビルの新たな拠点運営が始まり、まちづくりや現代アートに関するさまざまな新しい活動がスタート、より多くの人々がこのまちを訪れるようになりました。
そうした状況に対し、私たちは「ぶらり港まち新聞」で培った経験を活かして、新たに「このまちを訪れる人とまちの人」をつなぐためのメディアづくりに挑戦していきたいと考えています。
そこで今回は、私たちのこれまでの活動を振り返りながら、まちの魅力に出会い、つながるためのフリーペーパーの可能性を探ります。全国のさまざまなフリーペーパーを扱う「ONLY FREE PAPER」の協力のもと、魅力的な地域情報紙やフリーペーパーをピックアップし、その取り組みを紹介します。全国各地で活動を続けるフリーペーパーに関わる方々にもインタビューを行い、現場からの声をお届けします。
さらに会期中にはワークショップやトークイベントを行いながら、みなさんと一緒に港まちではじまるフリーペーパーのこれからについて考えたいと思います。
ぶらり港まち新聞ってなに?
ぶらり港まち新聞は、2011年-2015年まで年3回、全10号を発行。港まちの魅力的な「ヒト・モノ・コト」を紹介したフリーペーパー。2015年には「ぶらり港まちBOOK」として、まちについてのインタビューをまとめた冊子も発行。
minnatomachi.jp/shinbun
地域の魅力を扱うフリーペーパー制作者同士の繋がりは、どれほど存在しているのでしょうか。今回は、ONLY FREE PAPERの松江さんの提案で、制作者同士がつながる場をつくり、制作の裏話や想いなど、フリーペーパーについて語り合えるトークイベントを開催します。
日時|2月11日(土) 14:00-16:00
会場|Minatomachi POTLUCK BUILDING
参加|無料(予約不要)
定員|20名
モデレーター|松江健介 ( ONLY FREE PAPER 店長 )
トークゲスト|全国のフリーペーパーに関わる方々
谷さんは、「まちの魅力を伝える記事を書くためには、書くだけじゃないいろんな技術が必要です」と語ります。メディアのコンセプトへの理解、聴く力、話し手の本音を引き出す質問力など、さまざまなポイントを学びながら、実際に書いた記事にアドバイスもいただきます。
第1回│「ぶらり港まち新聞」を片手にまち歩き
日時│2月12日(日) 13:30-16:00
第2回│まちの魅力を伝える記事を書く
日時│2月26日(日) 13:30-16:00
会場│Minatomachi POTLUCK BUILDING
参加│無料(要予約)
定員│8 名 ※第1回・第2回と続けて参加できる方に限ります
講師│谷 亜由子
編集者という立場で数多くのフリーペーパーに関わってきた竹内さん。これまで取り組まれた活動についてのお話を伺いながら、今回は谷さんのワークショップを通して完成した記事を素材に、実際にフリーペーパーの編集と制作を試みます。
日時│3月11日(土) 18:00-20:00
会場│Minatomachi POTLUCK BUILDING
参加│無料(要予約)
定員│15名 *ワークショップは自由に見学いただけます。
講師│竹内 厚(Re:S[りす])
フリーペーパー専門店 ONLY FREE PAPER 店長。全国の多種多様 なフリーペーパーを扱いながら、フリーペーパーの役割や可能性を考 え、その魅力を発信している。
大阪の情報誌から編集をはじめ、現在はRe:Sに所属。京阪神の文化施設や企業のフリー冊子などを手がける。京都造形芸術大学ウルトラファクトリー内での編集プロジェクト「BY EDIT」のディレクターも務める。