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MAT, Nagoya Studio Project vol.5


Minatomachi POTLUCK BUILDING 3Fでは、6月から8月までの2ヶ月間、港まちエリアでアーティストやデザイナーの制作・活動発表をサポートする「MAT, Nagoya・スタジオプロジェクト vol.5」を開催します。
名古屋港エリアでは、これまで空きスペースを活用したスタジオ事業や現代美術のギャラリー、アートプロジェクトの実施など、アートをはじめとした創造的な活動が行われてきた歴史があります。
MAT, Nagoyaは、その素地を受け継ぎ、創造性をもって活動する人びとを歓迎し、制作・実践の場をつくることで、創造的なアイディアをまちで活かすプログラムを行っています。
5回目となる今回、アーティストやデザイナー、3名が港まちに滞在します。それぞれ制作媒体や表現手法、活動地域は異なりますが、フィールドワークや周囲の環境を読み解くような方法論で作品制作や表現を行っています。
スタジオプロジェクトでは、普段見ることのできない制作現場や滞在中に制作された作品などを公開するオープンスタジオ、トークイベント、ワークショップなどを期間中開催します。

参加アーティスト・デザイナー

青崎伸孝 / Nobutaka Aozaki(アーティスト)
阿部航太 / Kota Abe(デザイナー、文化人類学専攻)
蓮沼昌宏 / Masahiro Hasunuma(アーティスト、記録写真家)

レポート

写真|藤井昌美(展示記録)、MAT, Nagoya

MAT, Nagoya Studio Project vol.5
開催日
2019年6月22日(土)–8月24日(土)
会 場
Minatomachi POTLUCK BUILDING 3F: Exhibition Space ほか
企 画
Minatomachi Art Table, Nagoya [MAT, Nagoya]
主 催
港まちづくり協議会

スタジオ滞在期間
2019年6月22日(土)–7月26日(金)
会場|Minatomachi POTLUCK BUILDING 3F
公開日|スタジオ滞在期間中の金曜、土曜
公開時間|11:00–19:00(入場は閉館30分前まで)
入場|無料
*スタジオ期間中は、公開日以外は非公開です。

オープンスタジオ期間
2019年7月27日(土)–8月24日(土)
休館日|日曜、月曜
会場|Minatomachi POTLUCK BUILDING 3F
時間|11:00–19:00(入場は閉館30分前まで)
入場|無料

オープンスタジオ会期中のイベント

■青崎伸孝×大竹敏之
イベント「フォーチュンクッキーや名古屋めしを通して歴史をマッピングする。」


アメリカに伝わるフォーチュンクッキーを作って食べながら、名古屋めしやフュージョン料理など、かけ合わせられた食べものについて話すイベント。名古屋めしの本を執筆している大竹敏之さんをゲストに、食べものや土地の歴史、文化背景との関わりについて考えます。自慢の変わり種おかずの持ち込みも大歓迎!
日時|7月27日(土)14:00–16:00
定員|15名(要予約→予約方法)
参加費|無料
ゲスト|大竹敏之(フリーライター)

■スタジオトーク/ポットラックパーティー
スタジオプロジェクト参加者によるトークと、ささやかなパーティーを行います。(持ち寄り歓迎)
日時|7月27日(土)17:00–18:30(スタジオトーク)、18:30–(ポットラックパーティー)
 
■蓮沼昌宏×高山 明
トーク「記録と物語ること/急にでてきた鳩を撃つ」


都市を舞台にしたインスタレーションやツアー・パフォーマンスなど行う演劇ユニット・PortBの主宰の高山明さんをゲストに迎えて、PortBに併走し「出来事」を記録撮影してきた蓮沼さんと、記録することを中心にお話を伺います。
日時|7月30日(火)19:00–20:30
定員|30名(予約不要)
参加費|無料
ゲスト|高山 明(Port B/演劇ディレクター)

■阿部航太×川勝真一
上映会+トーク「街は誰のもの? ーブラジルで出会ったグラフィティからの問い掛けー」


阿部さんがブラジル滞在中に出会ったグラフィティー・アーティストたちを追うドキュメンタリー映像の上映会。建築と社会の関わり方についてリサーチを行っている川勝真一さんをトークゲストに、ストリートからデザインや建築、まちについて考えます。
日時|8月6日(火)19:00–21:30
定員|30名(予約不要)
参加費|無料
ゲスト|川勝真一(RADディレクター/建築リサーチャー)
 
■蓮沼昌宏
ワークショップ「パラパラ・ポットラックアニメーション」


蓮沼さんと一緒にアニメーションをつくるワークショップ。7コマの絵を描いて、その場でつなぎ、パラパラアニメーションを完成させます。できあがった
アニメーションはオープンスタジオ期間、スタジオにて上映されます。
日時|8月10日(土)14:00–16:00
定員|10名(要予約→予約方法)
参加費|無料
 

予約方法

メール(info(@)mat-nagoya.jp *(@)を@に置き換えてください。)にて、氏名・連絡先・参加人数を明記のうえ、各イベント前日までにお申込みください。
定員になり次第、受付を締め切らせていただきます。
 


関連リンク
プロフィール
青崎伸孝
Nobutaka Aozaki

アーティスト
1977年鹿児島県生まれ、ニューヨーク在住。
ニューヨークを拠点に、日々の時間の中で発見した物、まちで出会う人々やできごととの接点から、社会の構造や、人びとのコミュニケーション、都市や場所性について考察する制作・パフォーマンス活動を行っている。
主な展覧会に「An Evening with VECTOR」(ホイットニー美術館、ニューヨーク、アメリカ、2018年)「茨城県北芸術祭」 (2016年)、「at the moment」(statements、東京、2016年)、「Crossing Brooklyn」(ブルックリン美術館、ニューヨーク、アメリカ、2014年)などがある。
www.nobutakaaozaki.com

《スマイリー・バッグ・ポートレート》
2011-
Photo | Yuriko Katori


阿部航太
Kota Abe

デザイナー、文化人類学専攻
1986年埼玉県生まれ、東京都在住。
ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校卒業後、廣村デザイン事務所入社。同社退社後、「デザイン・文化人類学」を指針にフリーランスとして活動をはじめる。2018年10月から約半年間、ブラジル・サンパウロに滞在し、現地のストリートカルチャーに関する複数のプロジェクトを実施。
帰国後、阿部航太事務所を開設し、ストリートイノベーションチーム「Trash Talk Club」にも参画。
アーティストとデザイナーによる本のインディペンデントレーベル「Kite」のメンバーでもある。
abekota.com

《グラフィテイロス》
2019


蓮沼昌宏
Masahiro Hasunuma

アーティスト、記録写真家
1981年東京都生まれ、愛知県在住。
物語や夢、イメージの自律性などをテーマに、19世紀後半に考案されたフリップ・ブック(パラパラマンガ)の原理で絵が動く装置「キノーラ」を用いたアニメーションや写真、絵画を中心に制作している。主な展覧会に、「瀬戸内国際芸術祭」(香川、2019年)、「21st DOMANI・明日展」(国立新美術館、東京、2019年)、「数えることによって獲得するもの」(gallery N、愛知、2019年)、「大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ」(新潟、2015年)などがある。
www.hasunuma-masahiro.com
hasunumamasahiro.blogspot.com

《豊島》
2017
Photo | Shizune Shiigi


大竹敏之
Toshiyuki Otake

フリーライター
1965年愛知県生まれ、名古屋市在住。
雑誌、新聞、Webなど、さまざまな名古屋情報を発信。名古屋メシ、中日ドラゴンズ、コンクリート造型師・浅野祥雲の研究など、幅広い執筆活動を行う。主な著書に『名古屋めし』、『名古屋の喫茶店』、『名古屋の居酒屋』、『名古屋メン』、『名古屋の商店街』、『東海の和菓子名店』、『コンクリート魂 浅野祥雲大全』などがある。


川勝真一
Shinichi Kawakatsu

RADディレクター/建築リサーチャー
1983年兵庫県生まれ、京都府在住。
2008年に建築的領域の可能性をリサーチするインディペンデントプロジェクト・RAD(Research for Architectural Domain)を設立。建築家との展覧会企画、市民参加型の改修ワークショップの運営、都市の資源と課題調査の実施などを通じて、建築と社会の関わり方、そして建築家の役割についてのリサーチをおこなっている。

「RESEARCH STORE HAMAMATSU」
Photo | Kenta Hasegawa


高山 明
Akira Takayama

1969年さいたま市生まれ。
2002年に創作ユニットPort B(ポルト・ビー)を結成。都市を使ったインスタレーション、ツアー・パフォーマンス、社会実験プロジェクトなど、多岐にわたる作品やプロジェクトを展開している。近年では、美術、観光、文学、建築、都市リサーチといった異分野とのコラボレーションに活動の領域を拡げ、演劇的発想・思考によってさまざまなジャンルでの可能性の開拓に取り組んでいる。



関連企画「Asuka Miyata OPEN STUDIO」
港まちにある宮田明日鹿さん(ニットアーティスト/MAT, Nagoya Studio Project vol.3参加)のスタジオ(港まちポットラックビルから徒歩5分)で、オープンスタジオが開催されます。編み機の体験も行います。
日時|7月27日(土)13:00–15:00