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スーパーギャラリーでは、動物などをモチーフに彫刻作品を発表するアーティスト、木村充伯の個展を開催します。木村の作品シリーズのひとつ、木彫の技法を用いた作品では、工業用木材や丸太にチェーンソーを使い、作品表面に哺乳類や鳥類の毛や羽を作り出します。おどけた表情をもつ動物たちの目が見つめる先は、自然や環境、生態系へのサイクルのなかで、動物たちとの共同体であることを忘れつつある人間に向かっているかもしれません。ウインドーギャラリーである空間を生かし、まちかどに動物園が移動してきたかのような展示を行います。
ウインドーギャラリーのため、休廊日でもご鑑賞いただけます。
新型コロナウイルスの感染状況によっては、変更や中止の可能性があります。
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彫刻家
1983年静岡県生まれ、同地在住。
「人と動物の関係」をテーマに、人間や哺乳類、生死をつなぐものに焦点を当てた作品を制作している。
近年は動物や人の「発毛」という状態を再現するために、「毛が生えるパネル」を開発し、哺乳類や鳥類の作品を制作している。