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アートの発表の場とまちづくりの活動をつなぐサロンとしてMinatomachi POTLUCK BUILDING1Fのラウンジスペースを活用した新たな取り組み「POTLUCK WALL」。
第2回は、定年退職後に画家としてのキャリアをスタートさせた小笠原盛久の絵画作品を展示します。
新型コロナウイルスの感染状況によっては、変更や中止の可能性があります。
最新情報については、ウェブサイト・SNSでお知らせします。
アーティスト
1948年愛知県生まれ、同地在住。
役所を定年退職後、芸術大学に進学し絵画を学ぶ。亡き妻や音楽をこよなく愛し若くして亡くなった息子の肖像、ギターや革ジャンなどの愛用品をモチーフに、家族の喪失感を絵画によって祈るように昇華する一方、ミラノへの留学後は色彩豊かに日常を描いたシリーズも展開している。またコロナ禍で新たに取り組んだ水墨画のタッチを取り入れたシリーズなど、ある絵画技法やスタイル、概念に固執せず、新たな手法を貪欲なまでに吸収し、次々と意欲的に描き出される画面には、アンバランスさや伸びやかさ、清々しさなど多様な要素が熱量をともなって構成されている。
主な展覧会に、「余の光 / Light of My World」(旧銀鈴ビル、京都、2021)、「デルタ」(KAYOKOYUKI、駒込 Komagome SOKO、東京、2021)、個展「出会いのラプソディ Rhapsody in the Air」(渋谷ヒカリエ8/CUBE、東京、2020)などがある。
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