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Minatomachi POTLUCK BUILDING 3Fでは、11月から12月までの約6週間、港まちエリアでアーティストやデザイナー、ミュージシャンなど表現者の制作・活動発表をサポートする「MAT, Nagoya・スタジオプロジェクト」を開催します。
名古屋港エリアでは、これまで空きスペースを活用したスタジオ事業や現代美術のギャラリー、アートプロジェクトの実施など、アートをはじめとした創造的な活動が行われてきた歴史があります。
MAT, Nagoyaは、その素地を受け継ぎ、創造性をもって活動する人びとを歓迎し、制作・実践の場をつくることで、創造的なアイディアをまちで活かすプログラムを行っています。
7回目となる今回、アーティスト3名が港まちに滞在します。それぞれの活動分野は異なりますが、表現媒体や手法を固定せず、さまざまな方法で表現活動を行っています。この期間の港まちでの滞在によって、新たな表現が生まれることを期待します。
会期中には、普段見ることのできない制作現場や滞在中に制作された作品などを公開するオープンスタジオなど、イベントの開催も予定しています。
オノ リナ(liTTLe sHAman)(ニットアーティスト/パフォーマー)
古橋まどか(アーティスト)
山下拓也(アーティスト)
*新型コロナウイルスの感染状況によっては、変更や中止の可能性があります。
会期中のイベントや最新情報については、ウェブサイト・SNSでお知らせします。
日時|12月25日(土)13:00–15:00
会場|名古屋港の江川線街路(当日港まちポットラックビルにてご案内します。)
入場|無料(予約不要)
*時間中自由にご覧いただけます。
日時|12月25日(土)15:00–17:00
会場|Minatomachi POTLUCK BUILDING 3F
参加|無料(予約不要)
*時間中自由にご参加いただけます。
ニットアーティスト/パフォーマー
1994年愛知県生まれ、同地在住。
2016年より、未完成の美をテーマに追求しながら固定概念にとらわれないニットのカタチを提案するブランド「liTTLe sHAman」をはじめる。洋服の製作を中心にしつつ、身の回りのものを用いた電飾作品の制作や、屋外で自転車を毛糸によって編み包む「路上ニットパフォーマンス」、歌って踊るアミューズメントパフォーマンスユニット「White Hot Pants」の結成など、さまざまなアプローチで表現を行う。2019年ニットのリサーチで、ドイツ・ベルリン、ミュンヘンに滞在。
主な展覧会に、個展「ラブレボリューション」(OFF THE RECORD、愛知、2021年)、個展「liTTLe sHAmanのガムテープ展」(spazio rita、愛知、2018年)、二人展「I want you!!!」(The Sessions、愛知、2017年)などがある。
www.instagram.com/little_shaman
アーティスト
1983年長野県生まれ、愛知県在住。
有形である物、無形の身体、エネルギー、労働などをリサーチの主題とし、滞在制作を基軸に活動。地域、場所、時間特性を反映する彫刻、インスタレーション、空間表現を手掛ける。2018年3月から1年間、文化庁新進芸術家海外研修員として、メキシコ・メキシコシティ、オアハカに滞在。
主な展覧会に、個展「ナンセンス、無体物、スト的状況」(板室温泉大黒屋、栃木、2019年)、「Narratives of Exchange / Exchange of Narratives」(アルンノス財団、メキシコ·シティ、メキシコ、2018年)、個展「Body Object Thing Matter」(Yutaka Kikutake Gallery、東京、2018年)、個展「Raw Material, Goods and Human Body」(iCAN、ジョグジャカルタ、インドネシア、2017年)などがある。また、第8回資生堂アートエッグ賞ノミネーション(2013)。
www.madokafuruhashi.com
*DOMANI plus @愛知「まなざしのありか」では、古橋まどかが港まちでの滞在もとに制作した新作の発表を予定しています。
[会期|2022年1月18日(火)–3月12日(土)、会場|港まちポットラックビル3F、旧・名古屋税関港寮]
アーティスト
1985年三重県生まれ、愛知県在住。
展示空間の壁や床にダイレクトに版画や彫刻の技法を用いて、消滅したサッカーチームや過去に開催されたオリンピックなどの役目を終えたマスコットたちをモチーフにした巨大な立体が登場するインスタレーションを制作。紙やベニヤなど薄く平たい素材を使って、キャラクターの表象的なイメージを強調しながら、迫力ある作品を展開している。また漫画家の温田庭子とのユニット「温田山」としても活動を行う。
近年の主な個展に、「マスコットたちとカニエ・ウェストとタコス男、他」(Token Art Center、東京、2021年)、「熊と多分インディアンと市長か警察官と背中、他」( VOU GALLERY、京都、2020年)、主なグループ展にMAT Exhibition vol.9「名古屋 × ペナン同時開催展:名古屋文化発信局(名古屋本部)」(港まちポットラックビル、愛知、2021年)、「2020年度第3期コレクション展」(愛知県美術館、2020年)、「When It Waxes and Wanes」(vbkö 、オーストリア・ウィーン、2020年、温田山での参加)。
takuya-yamashita.com
み(ん)なとまちをつくるアーカイブプロジェクトとして、街の人々のさまざまな作品を持ち寄る展覧会「つくるを集めて まちをひらく」を開催中です。
11月6日(土)–12月28日(火)
会場|Minatomachi POTLUCK BUILDING 2F:Project Space
*詳細はこちらをご確認ください。
港まちを舞台にしたアートと音楽のフェスティバル「アッセンブリッジ・ナゴヤ」のプロジェクトとして、人びとが集う「まちの社交場」《NUCO》がオープン。アーティストユニット・L PACK.のプロジェクトとして、空き家に手を入れ再生し、カフェを中心にさまざまな活動を継続的に展開しています。
場所|NUCO
オープン日|木曜・金曜・土曜[11:00-17:00(*ラストオーダー16:30)]
*詳細はInstagram(@nuco.nagoya)をご確認ください。