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「POTLUCK SCHOOL (ポットラック・スクール)」は、名古屋の港まちで、これからの「まち」についてみんなで考えるスクールです。POTLUCKには、“料理を持ち寄る”という意味がありますが、このスクールでは、アイデアや知恵、時にはそれぞれの地域の問題や宿題を持ち寄って、共有し、楽しく学ぶことを目指しています。
これからの社会を考えるヒントに、アートやデザインの視点を取り入れ、現場の実践者やそれに関わる各専門家と、名古屋の港まちのクリエイティブな未来について考え、ネットワークを繋ぎます。
POTLUCK SCHOOL 第3回 「国際展を通して考える アートと社会の繋がり」
近年、大規模な現代美術の国際展が各地で開催されています。展覧会をつくるキュレーターの仕事はアーティストと作品を選び、展示構成を考えるなど多岐に渡りますが、そこでは作品と鑑賞者、アーティストと地域などをつなぐ媒介者としての役割も担っています。国際的な現場で活躍する飯田志保子さんをゲストに迎え、キュレーターの仕事を通して見えてくるアートと社会のつながりについて、札幌国際芸術祭2014などを事例にお話を伺います。
*7:00-10:00 LPACK(アーティストユニット)×狩野哲郎(アーティスト)によるモーニングイベント「たとえば、いつもより早く起きて港街でモーニングを食べてみるとする。」を開催します。
1975年東京都生まれ。東京藝術大学美術学部先端芸術表現科准教授。1998-2009年東京オペラシティアートギャラリーキュレーター。2011年までクイーンズランド州立美術館に客員キュレーターとして在籍後、「あいちトリエンナーレ2013」共同キュレーター、「第15回アジアン・アート・ビエンナーレ・バングラデシュ」日本公式参加キュレーター、「札幌国際芸術祭2014」アソシエイト・キュレーターなどを歴任。