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港まちで、学ぶ、味わう、考える。
「POTLUCK SCHOOL (ポットラック・スクール)」は、名古屋の港まちで、これからの「まち」についてみんなで考えるスクールです。POTLUCKには、“料理を持ち寄る”という意味がありますが、このスクールでは、アイデアや知恵、時にはそれぞれの地域の問題や宿題を持ち寄って、共有し、楽しく学ぶことを目指しています。
これからの社会を考えるヒントに、アートやデザインの視点を取り入れ、現場の実践者やそれに関わる各専門家と、名古屋の港まちのクリエイティブな未来について考え、ネットワークを繋ぎます。
POTLUCK SCHOOL 第6回 「空き家を再生し、まちを創るー円頓寺商店街のまちづくり―」
円頓寺商店街は、名古屋駅近くにありながらも那古野(なごの)という古い町並みを残すエリアにあります。この古き良き商店街で、毎年多くの人が訪れる「円頓寺パリ祭」の開催や、世界中の旅人が集まるゲストハウスが誕生しています。その背景には、商店主や理事だけでなく、建築家やデザイナーなども交えた「ナゴノダナバンク」の存在があります。今回は、その代表の市原正人さんをお招きしクリエイティブな実践事例からまちづくりを考えます。
市原建築設計事務所主宰。有限会社デロ代表取締役。ナゴノダナバンク代表。建築家として、商業施設をはじめ、住宅などの設計を行う傍ら、円頓寺界隈への関わりは古く、まちづくりへの取り組みは20数年にも及ぶ。既存のコミュニティの結束が強い地域に新しい店舗を出店する際の仲立ちを重視し、円頓寺商店街に新たな風を呼び込んでいる。名古屋の港まちの新たな拠点「Minatomachi POTLUCK BUILDING」改修設計も手がけた。
http://nagosyu.net/living