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地域に眠る“資源としての空き家”に陽光をあてるプロジェクト「WAKE UP!Project」の第1弾として誕生した、旧ボタン店を改修したウインドーギャラリー「Botão Gallery(ボタンギャラリー)」。
Botão Exhibition vol.2では、昨年度よりこの地域の小学校の卒業制作の講師として、児童とともに壁画制作(港まち100周年記念事業「西築地ハタハタ大作戦!2015 」)に関わってきた富永敏博による個展を開催します。
富永敏博
2014年度より2年間、名古屋港エリアの小学校6年生と共に旧防潮壁に壁画を描く「防潮壁の修景プロジェクト」(「西築地ハタハタ大作戦!」)の講師として、まちの人や子どもたちと関わりを持ってきたアーティスト、富永敏博の個展を開催しました。
ギャラリー内にはペインティングやドローイングなどの作品が10点展示されました。山や道、惑星、人物など、どこかで見た記憶があるようなさまざまなモチーフが、アクリル絵具や色鉛筆、マスキングテープなどを用いて、色鮮やかに描かれていました。
会期中まちの人から声をかけられたり、作品について話したりすることがあり、「防潮壁の修景プロジェクト」の講師として子どもたちとのワークショップや商店街でのインタビューを行うなど、これまでまちに関わってきた富永のアーティストとしての一面を紹介することができました。また富永自身が在廊する日もあり、鑑賞者と交流を持つ機会になりました。
1978年愛知県生まれ。2004年愛知県立芸術大学大学院修了。愛知を拠点に活動中。
作品は絵画、立体、参加型のワークショップなど多岐に渡る。
web http://toshihirotominaga.com
*ウインドーギャラリーのため、休廊日でもご鑑賞いただけます。
ギャラリー内への見学希望の方は開廊時間内に、Minatomachi POTLUCK BUILDINGまでご来館ください。